輝ける場所

最近輝けていますか?

こういう、人に輝きを求める系の記事は世の中にごまんとある。

輝ける仕事を見つけましょう。資格を取ってあなたも輝きましょう。大学デビューで輝きましょう。脱毛してつるつるピカピカになりましょう。だいたい自己啓発なんちゃらだか、何かの宣伝だ。

でも、輝ける場所は仕事とも限らない、家庭とも限らない、いつどこで輝きを放てるかって、人に決められるものではないんじゃないかと思う。うっせー、がんばって生きてたら誰でも輝いているし、なんなら、輝かなくたって生きているだけで充分だよ!!とも。輝きってなんやねん!

 

でも、最近、本当にあまりないことなのだけど、もしかして自分、輝いてるかも?!と思う瞬間に出会えた。何かというと、 

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はい、月に一度の冷凍食品4割引の日!!!!

 

うきうきとしながらスーパーに行って、冷凍食品売り場に向かう。混み合う店内、狭い通路をすり抜けながら、真剣な目で商品選びにいそしみ、商品を手に取ってから最短ルートでレジに行く自分。輝いてる。我ながら、無駄のない、美しい動きをしていると思うんだ。

そう。スーパーの仕事を頑張ってるとかいう話ではなく、ただのケチな消費者ですという話。うわああああ、程度が低いよおおおお。

でも、私はわりと本気だ。この日に合わせて、1週間前くらいから準備が始まる。冷凍庫のスペースの確保、気になる商品のリサーチ、他の特売情報のリサーチ。たまに、普段から他店で安く売っている商品もあるから注意。安くて美味しい、コスパのいい商品を買うために、私はわりと頑張っている。意外と頑張っている。

その努力の成果を試す時が、月に1度の冷凍食品4割引きの日。

家に帰って、冷凍庫にぴったり入っている私が集めたお宝を眺めるのは、ちょっとした至福のひと時だ。朝1に店に行ける日の昼食は、その日一番美味しそうだった冷凍食品ということも決めている。それだけはコスパをあまり気にせず、小さな自分へのご褒美として、そして今後の研究費として支払うことにしている。

でも、ここで満足してはいけない。美味しそうと思って買った商品が本当に美味しいかどうか、使いやすそうと思って買ったカット野菜の質がいいか、実際に食べてみないとわからない。少しずつ消費していって約1ヶ月の反省会は続き、次回の冷凍食品4割引の日に備える。

ケチくさいと笑われてもいい、これが私の生き方なんだ。

私は独身だが、カシコイ主婦になれる自信は少しある。もしも将来「そんな10円100円のことなんて気にしなくていいよ」というお金持ちが現れてもしも一緒に暮らすことになっても、おそらく私は「私が輝けるのはここだけだから好きにさせてほしい」と頼むと思う。

 

このブログで何が言いたいってことはないけど、きっと誰でも輝ける場所はあるということだ。←無理やりいい話風

楽しい時、人は輝いているんじゃないかと思う。こどもの笑顔がきらきらとしてみえるのは、心底楽しんでいるからじゃないかなあと。

実際のところ輝くとかどうでもいいんだけど、生き生きとしているのは悪いことではないと思うの。私はわりとなんでも、楽しかったらいいよねーと思っている。楽しい時間だって、簡単に手に入るものではないから。勝ち取っていかないといけないから。

もちろん楽しくやろうとしても、どうしても楽しくない時間はたくさんある。それは仕方なくて、乗り越えていくしかない。ひょひょいとね。春だから、できるだけ軽やかをめざしたい。新生活、花粉、負けずにがんばろう。

そんな話でした。

 

あ、おすすめ冷凍食品あったら教えてください。笑