日々-53

 

とある7日間の日記。

 

31.-----

スーツを買った。自分がときめかないものにお金を出すことが嫌でしばらく気が塞いでいたが、自分のある信念に従うことにした。意外に似合った。
仲間が復活しやっと寮全員の時間だが、明日でひとり去ってしまう。みんなでお茶して、みんなで夜のゴミ出しに行った。こんなこと、わざわざしないたちだっだけど、わざわざすることも思い出だ。

 

1.-----

出港は全然待ってくれない。進むと決めたら戻らない。船は意志のある乗り物だなと思う。仲間を見えなくなるまで見送った。
その後は、隣の島へ。島によって雰囲気が全然違う。特に、ここと隣はかなり違うと感じているが、それがどういうことなのかを探りにいった。少しつかめたものがある。


2.-----

英語が聞きとれる日とそうでない日があるなと思う。


3.-----

旅に出ていた仲間が帰ってきた。お土産話をしてくれて、買ったものを嬉しそうに見せてくれた。ニヤニヤしながら聞いてしまうほど、嬉しかった。自分の夢を叶えてもらっていることに気づいた。

 

4.-----

気温が高いと外のにおいが変わる。太陽に蒸されるのか、部屋のにおいも変わる。6月に来たばかりのことを思い出して、なんだかノスタルジーを感じる。
そして、気温が高いと起き出す者たちがいる。久々に、おおきなムカデがおはようしていて格闘。みんなに讃えられながらさよならをするが、ムカデにとってわたしは残虐な悪魔。自然との共生とは。


5.-----

急な寒暖差とキャパオーバー。久々に体調を悪くした。こんな日を過ごせた自分に安心した。

 

6.-----

たとえ取り繕うとしたとてばれる。緊張してるねといわれ、漫画みたいに元気づけられ、嬉しいやら気恥ずかしいやら、たじたじしてしまった。
大丈夫だ。って思えること、思わせてくれるひとはものすごく偉大。私もそういう人になりたいんだ、って思い出したので、なんだか楽しみになってきた。

 

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