とある7日間の日記。
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海へ。いつもより少し歩いたところに居場所があった。いつのまにか寝ていて、気付いたら目の前が青い。ついにしんでしまったかと焦るくらい、きれいな青だった。
少しずつ次のことを進める。もちろんすぐには終わらない。しおりを挟むみたいに、つぎにはじめてたいところでおわっておく。
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ぽとっ。とどこからともなく虫が落ちてきた音で目が覚める。涼しくなって足の多い虫は減ったので油断していたが、硬い目の虫は元気だ。
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寮生活、なんだかんだで皆元気に過ごしてきたが、ついに流行病の波がきた。島にあるのは限られた商店のみ。仲間の不調になにができるか。動ける人間であれこれ相談しながら救援物資を届ける。
ふと、自分の無力さに悲しくなってしまう。助け合って生きていくのだとわかっているはずなのに、これでよいのだろうかとしばし悩む。
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先週ミスをしたと思い込んでいたことが、実はそうではなかった、ということが発覚。自分よ、自信を持て。と安心しつつ、ちょっと拗ねた自分よ。次に考えることは、これからどうする、であるけれど。
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今日は島の収穫祭!だが参加できず。帰ると仲間がどんぴしゃりなお土産を買ってくれていた。わたし言った覚えないのになんで好きって知ってるのかしら。ありがとう。
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本日も流行病の波がきている。イレギュラー対応はいつも試されてる気がしてしまう。いや、試されてるのではなく、試しているのは自分かもしれない。
30.-----
海への散歩帰り、ずいぶん暗くなってしまったなーと歩いていると、ガサガサッとどこからともなく物音がする。イノシシは怖い。猫であってほしい。ビビりながら明るい道にでると、後ろからバタバタッと急に足音が。ウワッッと叫んでしまったら、走ってる人間だった。うおお、すまん!とお兄さん。うおお、こちらこそすんません!との一幕。そろそろ夕方、散歩に出られなくなってしまうなあ。