ふざけた記事が書きたかった

 

ある人が選挙の結果を「楽しみ」だと言ったのが、私にはとても印象的だった。

 

私は楽しみよりも、不安の方が大きいし、結果を見る前に絶望しそうになる。今の日本で多くの人が投票するのは、誰かを生きにくくする政党なんじゃないかと思っていたから。だから、楽しみではなかった。

 

でも、楽しみなことはゼロか?と言われれば、そうではない気がして、少し考えてみた。

当たり前ながらいろんな候補者がいる。与党も野党も、なんだかよくわからないふざけた輩も、真っ当に政治に向き合う人も。

中には今までになかった試みで選挙に挑んだ候補者もいた。その人は結果、陽の目をみることになった。いや、まだ曇り空から見えるかすかな陽かもしれないが、彼らを支持する人も全国にいるという事実が今回わかった。これから国会が変わらないといけないことがある、というのもわかった。それはもしかしたら、私たちにとってより良い未来につながる一歩かもしれないと思った。

そう考えていると、やっと、楽しみにしても良いかもしれないと思えてきたのだ。

 

本来、選挙はそんな希望もあるはずのイベントなんだと思う。

楽しみだ、という一言。私にとっては、希望を捨ててはいけない、と思わせてくれる一言だった。

ただ、楽しみと言った人は全く別のことを考えていたかもしれないし、私の受け取り方は全くの見当違いかもしれないけど。(いろんな考え方があるということにしといてほしい。笑)


私は政治に詳しいわけでもないし、私の意見が絶対正しいとも思っていない。正直なところ、恥ずかしいくらいよくわからない。

でも、人の希望を捨てさせるような政治のあり方は大反対、というのが今の私の意見。

 

投票した人、しなかった人、したかった人、それぞれ思うところはあると思う。あってほしい。少なくとも、自分のしたい生活のこと、今のままがいいな、今より良くなるといいな、こうなるといいな、こうなると嫌だな、、、誰でもそれぞれ理想はあるはず。

それ、勝手には良くならないけれど、勝手に悪くなることはたくさんあると思うの。

だからってできることは少ないけれど、私はせめて、主権をもつ国民の1人として、当事者の意識を持っていたいと思う。

どこに票をいれるとかではない。もちろん正しい答えもどこにもないので、まずは考えるところからはじめたい。皆が考えはじめて、皆積極的になれたら、また未来は変わってくると思う。

投票率が低くてショックだったので、今思うことを書いてみた。

 

次回の選挙では、もう少し投票の結果を楽しみにできるといいな。