風に吹かれて

 

なにをしていても、なんとなく不安や焦りを持っているのが人間で、
それらとどうにか向き合ったり、忘れたり、分かち合ったりして、
なんとか生きていこうとするのが人間なんじゃないかと思っていた。

 

不安と恐怖をまき散らす行為にはとてつもない拒否感しかない。すべての人権侵害がこわい。

わからないことが多すぎる。ほんとうにわからなくて、なさけない。やるせない。

 

こんなにもわからないことだらけなのに、わかりやすいこと、役に立つこと、無駄のないことがもてはやされていて、それ以外が切り捨てられそうな世の中がこわい。わかりやすさを求めても、世の中は複雑なままなのに。


人間は愚かで、間違う。だから、取り返しのつかないことをしてはいけない。
それを許してはいけない。許してしまう世の中にしてはいけない。

 

できるのは、自分の今だけ。未来はわからない。わからないけれど、考えることを後回しにするんじゃない。想像すること、人間にしかできないこと、やめちゃだめ。今選ぼうとしてる人、支持する考えが、どこに繋がっていきそうなのかはよくよく考えたほうがいい。

 

もちろん、予期せぬことが起きるのが世の常。良いことも悪いこともそうでないことも。

 

そうでないことがいちばんおおい、どうでもいいことがいちばんおおい。だから、おだやかであることってとっても尊いんじゃないかなあ。

 

自分への自問自答。

書くときは、主語は自分でなきゃうそになると思って、ずっとずっと悩んでいる。

その時点でもう、とか、こんなこといってるなんて、とか、いろんなこと思ってしまう。けど、無視はできず。

足しても消しても言葉足らず。言葉には限界があるよ。だけど言葉にしなければはじまらない。

あきらめない。

 

2月もおつかれさま。

やくにたたない、どうでもよいことを、いつでもあいしているよ。