割り切り

 

私「試験の対策はできるのでしょうか?」

ハローワークの人「(静かに首を振りながら)いいえ。落ち着いてやってください。(ほほえみ)」

その言葉を信じて行ってきた試験の感想。

 

対策できるやつやーーーん!!

 

職業適性検査というらしい。

行く前に少しはネットで調べたけれど、まあいけるかーと高を括っていた。その時点で試験ははじまっていたんだなあ。

点を打つなり、図形を選ぶなり、計算をするなり。単純作業だったけど、久しぶりに試験らしいものを受けて、体が緊張しているのがわかった。目がしばしばするし、喉が乾く。変な緊張は疲れる。お疲れ、私、みんな。

なんとなく、練習問題で皆が解いていた速さ、試験中のページをめくる音から思うに、あんまり出来は良くなかったかも。でも、もしかしたら出来すぎたとしても、選考落ちる試験なのかもしれない。対策できるのかできないのか、よくわからない。

試験に割り算の筆算がでてきて焦った。おそらく10年ぶりくらいに、割り算の式の形を見て、おしゃれ!と思った。やり方わからず暗算でやった。割り切れるけど難しかった。途中で思い出した。

あと難しかったのは、穴抜きの文章に、選択肢から正しい語彙を入れて、意味が通る文章を完成させる問題。

よく覚えてないけれど、例えば「どこそこのおじいさんは80歳だが〇〇もせず、〇〇なんちゃら〜」みたいな文。

大病もせず、健康で〜みたいな語彙を選択するのが正解なのだけど、これ、違うの入れてもいけるんちゃう!?と、試験での正解と自分の中の正解と2つ考え出そうとしてしまった。これでもおもろいやん、とか。

でも、残念ながら、この試験っておもしろさ求められてないねんなあ。

 

11設問あって、最後は応用問題。算数の教科書の巻末にあるような計算問題が出ていた。当時、頭いい子がやるやつって私が勝手に思っていた問題だ。できたのと諦めたのがある。これはちょっと悔しかった。過去の自分もっと挑戦しといてもよかったんちゃうかなと思った。

 

でも、この試験で選考に落ちても、全然凹まないな、と思った。

 

これできなくて、何があかんの??

 

その諦めが時に自分を苦しめる世の中というのも知っていて、でもなんか、別にそれって誰の価値でもないしなあ、とか。

これができない人と友だちになれないのかって言ったら、全くそうじゃないし。

 

適職がないなら、仕事作りまーす!
それくらいの気持ちで生きていこうと思った。