距離感

Twitterから距離をおいた。

というのも、最近は仕事以外の外出することも少なく、だからといって、自宅での時間を有効活用する気力もなく、ただなんとなくスマホをいじる時間が増えていた。

Twitterは、寝ころびながらできる、ちょうどいい娯楽。少しの刺激と癒しのような感覚も覚えるし、次々更新されるから、飽きない。

 

自分がつぶやかなくとも、わりと長時間見ていたほうだと思う。

好きな人たちの言葉は読みたいと思うし、おもしろい人の言葉は勉強になるし、知らない人が知ってる人になる瞬間も楽しい。楽しかったんだけどな。

 

今までは、外出した思い出や、ライブの興奮冷めやらぬ中感想ポエムの投稿をしていたが、その機会がなくなり、日々も鬱屈としてくるとTwitterとの付き合い方がわからなくなった。

なんか愚痴を書いてみたり、日記風のツイートをしてみたりもしたが、なんだか肌に合わず、反応ももらっていたのに消してしまった。(その節はどうもありがとうごめんなさい、あなたが悪いのではないのです。)

 

そして最近、たまに、ものすごくストレスを感じて、著しく情緒が不安定になるようになってしまった。副作用みたいなものだろうか。

ハッピーなものにしてもそうでないものにしても、刺激を楽しめるほど元気だったら見ていてもいいのかもしれない。ただ、おそらく今、その元気を、どこかに落としてしまったらしい。

 

知りたいことは、あんまり、Twitterには載ってない。

ほんとに自分が楽しいことは、Twitterをながめていることではない。

そんなことはわかっているのに、やめられなくて困っていた。でも、その理由もなんとなくわかっている。

 

Twitterを触っている時、(習慣になっていることもあって、)何にも考えてないけど、考えていないようで、だいたい、どうして触っているのか自分で説明ができると思う。つまらないんだろうな、とか、寂しいんだろうな、とか、焦っているんだろうな、とか。

そんな自分を否定はしない。Twitterで広がった世界もある。救われたこともある。

ただ、寂しさや孤独を埋めるのは、Twitterではない。だけでない。

Twitterで埋まる寂しさや孤独は、Twitterで埋めるべきではない。かもしれない。

 

なんてね。

 

ちょっと悪者にしてしまったようだけど、アプリを消すことはおそらくない。元気になったら、また遊ぶ。

好きな人が全員やめたらやめるかもしれないけど、私はずっと欲張りだから、好きな人を増やしたいと思っている。知らない人のツイート見るのもおもしろいから、やめられない。(って書くと、依存っぽいな。)

 

この社会は、私をどんどん欲張りにする。

なにかが手に入るような気にさせる。

そんなことないのにね。

 

しばらく控えめにしてみて、ちょうどいい距離感を見つけたいと思う。情報収集のためには必要だと思うし。

 

この機会だから付け足しておくけれど、たまに、ライブ情報をDMで送ってきてくれるバンドマンさんたち。あれ、嬉しいです。

解禁日からバッチリ知ってるよ!ってこともあるし、行けないときも多々あるけど、来て欲しいという思いを伝えてくれるのは素直に嬉しい。

また別で、個人にはDM送らないぜっていうバンドの姿勢も好きだし、ちゃんとチェックしてるので大丈夫。

なんだか、いろんなものごとが遠くに感じる今。SNSで、活動してることとか、元気でいることとかがわかると、元気をもらえる。こちらは何にもできないけれど、いつもありがとうと思ってます。

 

Twitterだけじゃなくて、リアルで会える日が増えたら、こんなことで悩むこともなくなるのかも。

みんな元気でまた会いましょう。これに尽きるね。