日々-13

 

とある7日間の日記。

 

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久しぶりに指がふやけるくらいお風呂に入って、ああ、今欲しかったのはこれです、と思った。しばらくこの感覚忘れていた。

仕事で郵便局に行ったら、赤いバイクが連なっていて、あ、サンタさんだ、と思った。局員さんなんだけど。そう見えた。たぶん混じってた。


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絵本の置いてあるカフェの本棚の並びが変わっているとか、前を歩く人のかばんから赤い帽子がのぞいてるとか、ささやかにクリスマスを感じるのがいちばん好きかも、ということに気付いた日。 


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結果がすべて、なんていうと息苦しいから、過程もだいじって言い聞かせるんだけど、やっぱり、結果には過程が含まれているしなあ、とかとか。うまくいくとは限らなくても、やったことは裏切らない。焦らずいこう。とはいえあれだ、今、目に見える結果なんてすべて途中。人生には、リベンジとチャレンジしかない。


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職場の廊下でジングルベル口ずさんでたら、後ろに人いた。

自分をよく見せようとしたり、ごまかそうとしたりするの、ぜんぶつまらん!以上!


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さては、みんな納めたな?!という道路状況。おかげで遅れずにすんだ。

久しぶりの定時退社に浮かれる。わたしは浮かれる才能があるのかもしれない。


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大掃除。換気扇届かないかも…と上司がいうので、どこっすか?と言いながら腕まくりしたけど、そういえば私の方が背低かった。笑っといた。

仕事納め。職場を出た瞬間からずっと泣いている。悲しくも嬉しくもない。無。ただただ涙腺のバルブが故障した。おつかれさまでした。


30.-----

朝焼け鑑賞に散歩に出た。最高だ。

気付いたらずっと何かを歌っている。覚えていないけど、何かを歌っている。こんなに歌ってしまうのに、普段この歌たちはどこにいるんだろうと思う。

昨日から何を見ても泣いてしまうのに、デフォルトで泣くドキュメント72時間を見てしまい、もうだめだ。


31.-----

年末と年始の間に何があるっていうんだ。って思いながら、この2日どうしても年内に残しておきたい文字を書いていた。私が2022年を卒業するための文字。これは落第したほうが楽って思った。一応のこした。ちょっと間に合わなかった。まだ書き直すけれど、心の荷が少しだけおりた。

 

 

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2022年もこのブログを読んでいただきありがとうございました。知ってる人も知らない人も、誰かが読んでいるという事実が嬉しくも不思議でも嬉しくもありました。支えられました。

 

どうか2023年も、みなさまにとってよい年となりますように。