日々-6

 

とある7日間の日記。

 

5.-----

体が鈍くて時間に間に合わなくなった。ので、特急に乗った。びっくりするほど楽しかった。ずっとあった猛烈な旅欲が満たされた。今まで気付いていなかったが、もしかしたら軽度の乗り鉄なのかもしれない。

音楽が鳴っているお祭りへ。いろんなことを思った。心を大切にしようと思った。


6.-----

気になるフェスもあったけど、今日はじっと。気を抜いたらあくせくしてしまうから、人生長い目でみようと思う。

ガソリンスタンドの洗車機がどうしようもなくこわい。拷問の景色。音もこわい。といいながら動画を撮ってしまう。くせになるこわさ。


7.-----

上司の話がいまいち聞き取れなくて、でも聞き返すレベルじゃないことはわかって、苦肉の策「ちょっとのことなんですけどね〜」と言ったら「そうやねん!」と返ってきた。あ〜ごめんなさい〜〜。


8.-----

ファミマの焼き芋がはじまってた……!一時期ファミマの焼き芋で生き延びた時期があったから恩人、恩芋なんだ。お店の人にどれがいいですか?と聞かれて、ちょっと迷ったら、いちばん大きいのにしときますか?ってクールに言ってくれたから、はい。と目を見て答えた。


9.-----

昨日半分残しておいた焼き芋を握って、朝焼けを見に散歩。背筋ピンとウォーキングしてる方に挨拶されて、もごもごした。なぜならもぐもぐしてるから。

朝のいい気分はもつ。心がもつ。賞味期限がながい。夜の気分は良くも悪くも寝たらちょっとリセットされちゃうから。

 

10.-----

朝やん。昨日洗濯機まわしてお風呂わかして、で、寝たようだ。

今の生活なら家帰ってから私ができるのは、机向かう、ピアノ向かう、台所向かう、のうち2つまでやとわかってきた。けど、ほんまか?俺は抗う!!

と思って帰ってきたはずなのに、気付いたらまた、朝。でも、朝がくるなら、まあなんでもいいんだ。


11.-----

本格的に足をぐねった。いたい。一歩踏み出す勇気が出ない。寝たら治りますように。