日々-20

 

とある7日間の日記。

 

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あーだめ。ほんとにだめ。が、口癖になって焦る。でもそのだめさがまぶしくなる瞬間に気付いた。(という強がり。)

録画していたさだまさしの密着番組をみた。あの番組ほんとよくできてるよねと捻くれつつ、さすがだなと思った。


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文章書いても何かを作ってもなんでも、つまずくところは、日常生活で起こるつまずきと変わらないなと気付いた最近。だから、やらなきゃなと思う最近。言い訳もごまかしもつよがりもわかる。あーだめ。ほんとにはずかしい。いや、そんなことより。だ。

録画していたバーンスタイン特集をみた。自分の捻くれとか忘れる。ため息がでた。


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だめだめだめ。自分しか見えてないのほんとだめ。視野がせますぎる。てなことを、はっと気付かせてくれる人がいて。ありがとうございますほんとに。

配信ライブを見て、あくせくあたふたな日々に少しだけ息継ぎができた。みんな元気に、また。


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ちょっと今日もだめだ。もたん。疲れにぜんぶもってかれてる。けど、いろんな人のおかげで立て直したので、今日もたのしく練習。元気になった。ありがとう。


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銀行から、口座をお忘れではないですか、という母宛てのハガキが1枚。もう10年とは。


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突然の交代休み。いろんな行きたいが浮かんだが動けず、気になっていた近くのお店へ。でももうおやつの時間。16時までとは書いていたけど…と、ドアをのぞくとお客さんと談笑中の様子。「また来ます〜!」と言うと「片付けたけど、いいよ、お腹空いてるんでしょ?」と。あ、す、すいてます……。

丁寧な家庭料理をいただいてほっとする。ママさんとお客さんと世間話をしていたら、なぜか突然人生論になって、なぜか私は突然泣いた。初対面なのに。それからしばらくいろんな話をした。まもなくママさんは今年80歳だとわかった。全く現役すぎて驚くことも忘れる。終わりの時間に押し入ったのに、これもご縁ねという言葉を使ってくれた。

頑張りなさい、は今や時代遅れな言葉と言われがちだけれど、あなたの頑張りなさいは響きました。精進します。


18.-----

じたばたしてフリーズした自分に強制終了ボタンを押すみたいな時間が私には要る。スーパー銭湯に寄った。寒くなってしばらく足が遠のいていたのは、ヒートショックが怖いから。しぬのやじゃん。露天風呂に向かう途中で倒れるのいやじゃん。裸じゃん、とか思う。裸で生まれてきたくせにね。でも昨日思った。僕ら、そんなやわじゃないなと。