日々-12


とある7日間の日記。

 

17.-----

本を作る人、売る人、読む人がテーマのお祭りをのぞいた。予想以上によかった。ブースが集まる系のイベントにはやや苦手意識があったけど、やっと楽しみ方がわかったのかもしれない。

本屋さんだけでなく、出版社の方も来ていて、お話に逐一感動した。作る人の話はとんでもなくおもしろい。古本もあって何も考えずにたくさん買ってしまった。脈絡ないなと思ったけれど、少しずつ読んでいるとどれも自分の根っこの部分に近いような気がして、もっと自分をやらなきゃな、と思った。

 

18.-----

シーツを変える、書類を探す、をクリアしたので今日のミッションは終了である。師じゃないのに12月は走りすぎて、スイッチが切れた。来年へのよい助走ではあるけれど、猛ダッシュはしばらく控えよう。ゆるやかに。軽やかに。

またふきよせチャンス到来した。最近ツイている。(cf.日々-2-3日々-9-2)f:id:k2-tkbs:20221224135014j:image


19.-----

お気に入りのズボンを仕事に履いてきてしまったから、今日は絶対汚さない、と心に決めてきたのに、気付いたら床に膝ついてた。あああああ膝小僧めえええ。これ3回やった。

仕事が長引くと、焦りがでてくる。疲れている分、冷静さが欠ける。帰ってなにができる。自分はなにをしているんだ。なんて、折り合いはついてるはずなのに、心はすぐにゆらぐ。

 

20.-----

足元になんか落ちてるわ、と思って拾おうとしたら、自分の足やった。

帰ってギターを抱えながらうたた寝。めざめて絶望。いやいや、なにを焦っているんだ。長い目でみるんだよ。年末って焦らされる何かがある。なんにも変わらないのに。


21.-----

健康診断にきた。緊張する。なんとなく心もとない。けれども、センターの人たちは案内もスムーズで親切でプロだった。無駄のない動きで人がさばかれていくことよ。血圧高いですね、と首傾げられたけど、それ緊張です。スムーズだからこそ、レールを外れられず、ペースに乗っかるしかない感じが苦手なんだ。もうちょっとどんと構えたい。多分健康。

 

22.-----

毎日5分とか、毎日一小節、毎日1ページ、と決めておいても、逆に少しだけやるのはむずかしい。自然ともっとやる。単純。そしてタイムリミット(眠気)があるから、結果早くやりはじめる。明快。できない理由は考えなくても浮かんでくるから、できる方法を見つけただけでも嬉しくなる。


23.-----

あまりにへとへとなので、ナンだ、と思って最近お気に入りのインド料理店へ。平日夜はいつも貸し切り状態。たまに心配になるけど、20何年やってるらしいから大丈夫なのだろう。ひたすらマダムと雑談。絵に描いたような雑談。マダムの接客しない接客みたいな感じ、好きだ。

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